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上手な調査外注のコツ

先日、初めての美容院に行った際のエピソード。

ちょうど梅雨の時期で、髪が湿気で広がりやすく、日常的には髪を結んだ方が過ごしやすいな、と感じていたのです。

そこで最初に「この時期は髪を結べるだけの長さが欲しいので、あまり短くしようとは思っていない。整える程度で考えています。」と伝えました。それと同時に、初対面の美容師さんだったので、企業との打合せや、研修業務もしている、ということ。職業的に「信頼感が感じられ、かつ、きちんと見える事も重視している」と伝えたのです。


その結果、どうなったと思いますか?


「そういうお仕事でしたら、長さをキープするよりも、やや短めのボブをお勧めしたいです。」と提案があり、確かに納得できるところが多かったので、お勧め通りにしてもらいました。以降もその美容室を利用しています。


以前利用していたお店では、そのような提案をされた事がなかったので、この「提案」の事はずっと印象にも残っていました。


この出来事は「外注業者を最大限に活用する方法」にも通じるように思います。


「とにかく、結べる長さをキープして」と指示した場合、美容師は本人に似合う・似合わないとか、職業に合うか否かは考えず「一定の長さをキープして整える」カットをしてくれるのだと思います。(そうでないと、クレームになったりもするでしょうし)


一方「このような職業、このようなイメージに沿っていて、私の髪質や輪郭にも合う髪型を提案して」と指示すると、美容師は専門知識を総動員して、最善のスタイルを考えてくれる、ということになります。


この状況を「調査の外注」に置き換えてみると、いかがでしょう?

「このキーワードとこの分類を必ず使って。こういう検索をして。」

調査指示としてはとても明確ですね。

調査業者も「指示」なので従います。

ここだけの話…過去には「検索的には、間違いなんだけど」と思っていたとしても、高圧的なトーンで指示が出たケースでは「お望み通りの、間違った検索式」を作成したケースもありました。なぜなら「その検索条件は顧客が最優先する望み」と判断できたからです。

ですが…調査会社の能力を最大限活用頂いているか?というと、検索条件はご自身で指示されているわけなので「公報を読む時間を買っただけ」だと思われます。


「こういう人を対象に、こういうアウトプットをしたい。」

「このような製品を販売する前提で、この特許を無力化したい。」

これは「調査を通じて実現したい事」をお伝え頂くパターンです。

技術内容や製品の説明を頂いた上で、最善の調査方法をお任せ頂く方法になります。

こちらの方法ですと、私どもは「実現したい事、に対して、どんな情報ソースを選び、どんなサーチをしたら、最短の時間で最良の情報がご提供できるか」を考えます。

こちらの方法ですと、同じ費用で「時間+調査担当の知識・経験」が手に入ります。


業務外注の際には、色々な考え方があり「極力コントロールしたい。時間を買うだけでもよい」方も「同じ費用をかけるなら、社外の知見を最大限活用したい」方も、両方いらっしゃるのだと思います。

ただ、考え方と「オーダーの仕方」が食い違っていた場合、どうしてもミスマッチが起こりやすいのかもしれません。


これは、調査外注に限らず、色々な外注で同じ事が起こるのでしょうし、

また、私どもの側からも「望む結果の取りやすいオーダーの仕方」をお伝えしていかなければ、と感じました。




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